
人気ぬいぐるみ作家のばんばぱえりあさんに、ぬいぐるみづくりについてのQ&Aを伺いました!
・ぬいぐるみをよりきれいに仕上げるにはどうしたらいい?
・作家さんが実践しているテクニックを知りたい!
ばんばぱえりあさんが実際に行っている生地の切り方や綿詰めの方法など、初心者さんが知りたいぬいぐるみづくりのヒントをたっぷりとご紹介します。
ばんばぱえりあさんについて
ばんばぱえりあさんは「生き物の可愛い瞬間をカタチに」をテーマに、こだわりのぬいぐるみを製作販売しているぬいぐるみ作家です。
講師としても活躍されており、ぬいぐるみづくりの楽しさを広められています。
清原ではばんばぱえりあさん監修のもと、第一弾の「ことりのぬいぐるみキット」、第二弾の「げっしるいのぬいぐるみキット」と、手乗りサイズの動物が手作りできるぬいぐるみキットを発売。
ふわふわの触り心地とコロンと丸みのあるフォルムが可愛いと人気を博しています。
ぬいぐるみキット以外の動物をつくりたい方は、ばんばぱえりあさんの書籍『手縫いでつくれる ことりのぬいぐるみ』『手縫いでつくれる げっしるいのぬいぐるみ』もぜひ参考にしてみてください。
ばんばぱえりあさんに聞くぬいぐるみづくりのコツQ&A
ばんばぱえりあさんに、ぬいぐるみづくりについての質問にお答えいただきました。
※掲載質問は、清原公式X・Instagramにて事前募集したものです。
「第50回 2026日本ホビーショー」清原ブースにてご回答いただきました。
メリヤスやグランドのような地に毛が植毛されている起毛の生地は、ハサミを斜めに入れて切ってしまうと毛を余分に刈ってしまって舞い散りの原因になります。
ハサミを生地に対して垂直に入れることが重要で、理想をいえば毛を切らずに地の生地だけを切るというのを意識してもらえると、毛を刈らずに生地が切れます。
ハサミを入れるときは生地に対してぶれないように意識してもらえると、仕上がりもよくなります。
縫う順番については、もしキットや本がある場合は、それに従っていただくのが一番間違いないです。
縫い方のコツは、とにかく細かめに縫い進めることです。細かく縫うことでカーブが緩やかになります。
パーツを縫うときに粗めに縫ってしまうと仕上がりも粗いまま反映されてしまうので、いつもより細かく縫うというのを意識してもらえるといいかなと思います。
後付けパーツがズレたり形が変わってしまうのが難しいところではありますが、ポイントとしては「後付けパーツが本体にどの形でどこに付くのか」というガイドがあると一番やりやすいかなと思います。
やはり手元で修正していくとどんどんズレてしまうので、端がどこで中心がどこにくるかというのを消えるペンやまち針などで印付けしておくとズレが少なくなります。
パーツ自体が縮んだり広がったりというのが歪みの原因なので、最初は本体の方に後付けパーツがどんな形で付くかというのを直接描いたり、ズレない状態というのを意識してもらえればと思います。
綿詰めは風船をイメージしながら、綿が均等にぬいぐるみの中に行き渡るようにするといいかなと思います。
ぬいぐるみに綿を詰めるときはさまざまな大きさの綿が入るので、空間があくと凹みの原因にもなります。
なるべく均一に均一にというのを心がけてもらえると、きれいに詰められるかなと思います。
また、ボタン目についてですが、後付けタイプを採用しているので、位置や引き加減で顔立ちが変わります。
フクロウは編みぐるみなどに使われる差し目タイプをボンドで接着しています。目の印象を出すために縫い付けたのと同じ糸を通して、目の下部分をすくって内側から生地を抑えるという技法を使っています。
顔に凹凸をだしてあげるとより自分の理想の表情がでてくるので、 いろいろ試していただくといいかなと思います。
綿詰めは手が入りづらい端から詰めていかないと、やはり先の方がブヨブヨしてきます。端こそしっかり詰めるというのを意識してもらえると、細長い形はきれいに詰められるかなと思います。
下膨れにならないようにするには、綿自体の形というのがぬいぐるみにダイレクトに響いてくるので、綿でもう一度ぬいぐるみの形をつくるというような意識を持つことが大切です。
何も考えずに詰めていくと左右対称にならなかったりするので、全体を見て確認しながら進めてください。生地の伸びを生かしながらいっぱい入れたいところに詰めたり、逆に少なくしたいところは細かい綿をフワッと入れるとよりきれいな形になるかなと思います。
型紙は、まず初めは既存のものをアレンジすると仮定して、直したいときは思っているよりもオーバーに直してもらえると理想の形に近づくと思います。
型紙を少し直しただけだと生地の伸びや毛足であまり変化がないということがあるので、一度思っているよりも大胆に形を直してみるというのがいいかなと思います。
まとめ
ばんばぱえりあさんが実践している技やコツが盛りだくさんでしたね。
ぬいぐるみづくりに関するリアルな悩みが解消できたのではないでしょうか。
今回のQ&Aを参考に、ぜひぬいぐるみづくりを楽しんでください。
ばんばぱえりあさんについてもっと詳しく
ばんばぱえりあさんについてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
インタビュー記事
ばんばぱえりあさんが考えるぬいぐるみの魅力やぬいぐるみづくりのきっかけなど、ものづくりへの想いをインタビューしています。
等身大のばんばぱえりあさんが見られる貴重な内容となっていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
◆SOWSUMインタビュー記事
ぬいぐるみ作家 ばんばぱえりあさんに聞いた「つくりはじめたらやめられない、魅力を詰め込み、かたちにする手仕事」
ばんばぱえりあさん監修のぬいぐるみキット
ばんばぱえりあさん監修のぬいぐるみキット第二弾「げっしるいのぬいぐるみキット」をこちらの記事で詳しく紹介しています。
キット内容やラインナップ、ばんばぱえりあさんに聞いたおすすめポイントなど、キットが気になっている方に役立つ情報が満載です。
ふわふわ可愛いげっしるいを作ろう「げっしるいのぬいぐるみキット」|
ばんばぱえりあさん監修
◆https://www.kiyohara.co.jp/store/blog/column/20260414_1_product_kit





